太陽は光、熱、そしてエネルギーを供給してくれます。しかしそれは同時に、将来皮膚がんの原因にもなりかねない、ひどい日焼けをも引き起こします。 多くの人々は紫外線を防ごうと日焼け止めを使いますが、店頭には選びきれないほど数多くの商品が並んでいます。 それでは、その中からどのように一番良いものを選べばよいのでしょうか。
紫外線と戦う2つの方法
日焼け止めは、太陽から出る紫外線(UV)をブロックするために作られています。紫外線は皮膚細胞に悪影響を及ぼします。科学者たちは、これらの紫外線が皮膚に届かないようにする2つの方法を開発しました。
- 1.有機系日焼け止め
“有機”は「農薬を使わずに育てた」という意味ではなく、有機化合物を含むため、そう呼ばれています。このタイプの日焼け止めは、有害な紫外線が肌に届く前にスポンジのように吸収する働きをして日焼けを防ぎます。 - 2.無機系日焼け止め(ミネラル系日焼け止めとも呼ばれています)
二酸化チタン、酸化亜鉛、または両方が含まれています。これらの成分は紫外線を反射し、光線を分散させる盾のような働きをして肌を守ります。
SPF値とは何か?
日焼け止めについて語るときに欠かせないのがSPFです。
SPFはSun Protection Factor(紫外線防止効果)の略で、日焼けをするまでにどれくらいの時間がかかるかを表します。
SPFの数字1に対して10分をかけて計算すると、次の塗り直しが必要になるまでの時間が分かります。
150分後にきちんと塗り直せるのであれば、大抵の場合SPF15でも十分効果はありますが、特定の肌トラブルがある一部の人たちにはもう少し高いSPFが必要かもしれません。
どの数値を選ぶかは基本的には個々の好みと、その時の場面によります。
SPF50の日焼け止めは紫外線を98%防ぎ、SPF30の日焼け止めは97%防ぎます。
SPF値は30を超えるとあまり差がなくなりますが、大切なのは肌が赤くなる前にこまめに日焼け止めを塗り直すことです。
あまりこまめに塗りなおせないような場面や、かなり日差しが強い場所に行く際には、なるべく数値の高い日焼け止めを塗るのが良いでしょう。
耐水性はあっても防水性はない
耐水の日焼け止めを選ぶことは良いことです。水に濡れてもある程度は肌を守ってくれます。しかし、ここでもやはり一番効果的なのは日焼け止めを頻繁に塗り直すことです。
アメリカのあるヘルスケア情報メディアは、どんな耐水性のある日焼け止めでも、40分間泳いだ後には塗り直しを推奨しています。
では何がベストなのでしょうか?
日焼け止めは何を基準に選べばよいのでしょう。SPFの数値で決めますか?有機系か無機系か、あるいは耐水のものかそうでないもの?
結局のところ、一番良い日焼け止めは、《こまめに塗り直しながら使えるもの》なのです。
使い心地がよく適度のSPFがある、耐水のものを選びましょう。
そして何より重要なのは、数時間ごとに日焼け止めを塗り直すことを忘れないことです。
太陽からお肌を守れるものを他にもお探しですか?
日焼けの心配は何も夏だけのものではありません。毎日太陽が昇り続ける限り、私たちの肌は常に紫外線にさらされ続けているのです。
しかし、紫外線からお肌を守ってくれるとはいえ、日焼け止めを塗ることも皮膚に負担がかかるということも忘れてはいけませんね。
日々のお肌のお手入れに、ぜひライフバンテージのトゥルーサイエンス・ビューティーシステムでしっかり保護してください。